今回はアサヒビール株式会社ご協力のもと、ニッカウイスキー仙台工場宮城峡蒸溜所を訪問致しました。通常は立ち入ることのできない所も含まれる特別コースのため、全員ヘルメットを着用。長年仙台工場にお勤めの岡島氏がナビゲートをして下さいました。
普段はなかなか見ることの出来ないカフェスチルを目の当たりにした時は、その複雑な仕組みと、特徴を説明して頂き、皆、納得の表情でした。 その後、もろみを作るタンクや発酵槽、ポットスチルなどを見学。岡島氏には常に丁寧な説明を添えて頂きました。
最後は樽工場。古くなった樽に再び息を吹き込むために、緩んだタガの締め直しや、火入れを行っている所を見学しました。
一行は休憩を挟み、セミナー会場へ移動。そこではアサヒビールのウイスキーアンバサダーである本田氏によるセミナーが開催されました。
貴重な写真と共に語られるニッカウイスキーの歴史。最後は本田氏の説明を受けながら4種類の原酒をテイスティングしました。
小雨の降る中の見学となりましたが、霧の立ち込める新緑の幻想的な風景と、煉瓦色の建物が佇む姿は、ウイスキーの故郷、スコットランドを想わせるひと時となりました。