第3回製氷工場見学
日時:平成22年4月22日 12時00分〜14時50分
場所:株式会社前川インターテック(茨城県守谷市)
参加人数:5名
・ビデオ視聴・工場見学・実演
[工場見学に参加してのレポート&感想 会員 飯田伸吾]
今回で3回目となる、前川インターテック様の製氷工場見学に参加してまいりました。
まずは、全国氷雪販売業生活衛生同業組合連合会製作の「純氷」のビデオを視聴し、純氷の製造工程、製氷機の氷との違い、純氷の特徴などを受講。
製氷機の氷との違い、純氷の製造工程など、普段当たり前に使っている氷について、知らない事が多かったと、改めて感じました。
その後、白衣・帽子・長靴を履き、エアシャワーをし、工場内を見学しました。−10℃の不凍液のプールの中で、48時間以上かけ、ゆっくりと凍った氷柱を、クレーンを使いプールから引き上げ、アイス缶から取り出すなど、全ての工程を、スタッフ一人で作業していた事に驚きました。
氷柱をアイス缶から取り出す工程では、常温で1時間放置し、冷水に浸けアイス缶から取り出しました。135cmの氷柱6本が滑ってくる光景には、圧倒されました。
時間をかけ、丁寧に作られた氷ですが、少しでもひび割れ、異物混入があれば、破棄してしまうとの事。日常的に使っている氷の向こう側に、これだけ多くの苦労があるのだと強く感じました。
最後に氷柱の上部・中間・下部を実際にアイスピックで割り、氷の目の入り方の違いを体感させて頂き、見学は終了しました。
日々の業務に欠かせない氷について、見識が深まり。多くの方の努力のお蔭で、お客様に安心して美味しい氷を提供できるのだと思いました。
この感謝の気持ちを忘れずに、日々の仕事に繋げていきたいと思います。
最後になりましたが、株式会社前川インターテックの斉藤様はじめスタッフの皆様、本当にありがとうございました。
PBO:NPO法人プロフェッショナル・バーテンダーズ機構